医療法人社団 本巣内科クリニック

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帯状疱疹


 ヘルペスというのは「単純疱疹(たんじゅんほうしん)」と「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」の2つを指す。いずれもヘルペスウイルスが引き起こし、症状もある程度似ているが、別の疾患である。一般的にはヘルペスは帯状疱疹を指す場合が多いため、しばしば混乱を招くようです。

 

単純疱疹(単純ヘルペス)の症状

 古来「熱のはな」と呼ばれてきた皮膚病で、主に顔面、特に口の周囲に出る。最初は皮膚に赤く変化して、ムズ痒く(またはヒリヒリ)なり、数時間後にはその部分に小水泡が出現する。水泡は数個がかたまりとなり、次第に大きさを増す。
 風邪などの病気や、海水浴やスキーなどの紫外線のストレスが、誘因となりやすい。
 再発性であることが特徴で、人によっては毎週のように出る事もあるが、数年間出ないこともある。
 このほか、陰部や(性器疱疹)角膜(ヘルペス性角膜円)に出るタイプもある。性器疱疹は性行為で伝染するため、広義の性病と認識されている。

 

単純疱疹(単純ヘルペス)の治療

 そのまま放置しても、水疱がかさぶたに変化して一応は2週間ほどで自然治癒する。
 しかし、特効的な抗ヘルペスウイルス剤(飲み薬・塗り薬)があり、これを用いて治療すると、治癒が早まるだけでなく、不快な自覚症状が大幅に軽減するので、出来るだけ早期に治療を早めることが望ましい。

 

口唇ヘルペス

 「口唇ヘルペス」という名前は知れなくても、風邪で体調を崩したときや疲れがたまったときなどに、くちびるの辺りにできるデキモノに悩んでいる人は多いのでは?風邪に華や熱の華ともよばれるこの症状が、実は口唇ヘルペス。日本人の10人に1人が経験したことがあるといわれるほど一般的な病気だ。
 はじめ、くちびるやくちの周りが赤くなり、数日後小さな水ぶくれができる。ムズムズとしたかゆみや、皮膚のほてり、ピリピリとした痛みを感じることもある。大抵、水ぶくれは2週間くらいでかさぶたとなって治ることが多い。

 

性器ヘルペス

 性器やお尻の周辺の皮膚に赤いブツブツや水ぶくれ、ただれができる病気。通常、性交渉などで感染してから2日~12日で発症する。はじめてかかったときは強い痛みや発熱をともなう場合があるが、再発の場合は小さな水ぶくれやただれができるだけの、軽い症状ですむことが多いようだ。また、感染しても症状の出ない人や症状に気づいていない人もいるため、自分では気づかないまま人にうつしてしまうこともある。

 

再発しやすい病気

 帯状疱疹は、一度かかったら、再発することはまれ。しかし、口唇ヘルペス・性器ヘルペスの厄介なところは、なんといっても再発しやすいこと。治ったと思っても、ウイルスは神経細胞のなかにひっそりと隠れていて、再び暴れだす機会をじっと待っている。再発を防ぐためには、日ごろから体調管理や心身のリフレッシュを心がけ、ウイルスに負けない体をつくることが必要だ。

 

ヘルペスの気になる症状は?

 「帯状疱疹」は文字通り、お腹から背中にかけて帯状に水ぶくれが現れる病気。一般的には体の左右どちらか一方に出るが、病気などで免疫力が低下しているときには帯状のものに加えて水ぼうそうのような水ぶくれが全身に出る場合がある。さらにウイルスは神経を通って皮膚に出てくるため、激しい痛みを伴うことが多いのも特徴だ。
 はじめの症状はチクチクした痛み。数日するとその部分が赤くなって、水ぶくれができてくる。体のどこにでも症状は出るが、胸から背中にかけてが一番多く、顔や手足、お腹やおしりの下などにも現れることもある。
 痛みが始まってから、かさぶたになって治るまで約3週間~一カ月くらいかかり、痛みもその頃に消えることが多い。しかし、たまに「帯状疱疹後神経痛」といって、皮膚の症状が治った後もかなり長時間痛みが続くことがあるので要注意だ。

 

ヘルペスの正体はウイルス

 「ヘルペス」は、「ヘルペスウイルス」というウイルスが皮膚や粘膜に感染して、水ぶくれができる病気のこと。これだけ聞くと、なんだか少し怖い気もするが、実はヘルペスウイルスはごく一般的なウイルスなのだ。くちびるのまわりに水ぶくれができる口唇ヘルペスの場合、ウイルスに感染している日本人は20~30代で約半数、60代以上でほとんどの人が感染しているというデータもあるほど。
 ヘルペスウイルスは、感染すると症状が治った後も人の細胞の中にじっと隠れていて、普段は症状が出てこないのが特徴。ところが風邪や疲れなどで体の抵抗力が落ちると、突然出てきて暴れ出してしまう。例えば、「帯状疱疹」は、子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルスが長い間体内に隠れていた後、突然暴れだしてしまう病気だ。
 ただ一口に「ヘルペス」といっても症状はいろいろ。ヘルペスウイルスはいくつかの種類があり、それによって引き起こされる病気も違ってくるからだ。

 

主なヘルペスウイルス 病気
水痘・帯状疱疹ウイルス 水痘(水ぼうそう)、帯状疱疹
単純ヘルペスウイルス1型 口唇ヘルペス、ヘルペス性歯肉口内炎、
ヘルペス性角膜炎、カポジ水痘様発疹症、
性器ヘルペス、ヘルペス性脳炎など
単純ヘルペスウイルス2型 性器ヘルペス、臀部ヘルペス、
ヘルペス性髄膜炎

 

(参考サイト:Herpes.jp)

 

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